2回分まとめて服用することはお止めください。飲み忘れたからとまとめて服用したり、早く治したいからと服用する量を増やしたりすることは、期待された効果が得られないばかりか、副作用を引き起こす恐れもあります。自己判断で薬の用法・用量を変えることは絶対にしないでください。
服用間隔の目安としては、1日3回服用の薬の場合は最低でも4時間は服用間隔を開けてください。
1日2回服用の薬の場合は6~8時間、服用間隔を開けてください。
複数の薬を一緒に服用すると、互いの作用を弱めて期待される効果が得られなかったり、反対に効果が強く現われすぎて副作用を引き起こすこともあります。
かぜの症状が複数にわたる場合は、総合感冒剤(かぜ薬)を服用してください。
薬と飲物にも相互作用(飲み合わせ)がありますので、薬の添付文書に特別な指示がない限り、内服薬はコップ1杯程度の水か白湯で服用するようにしてください。配合成分によっては、お茶のタンニンやコーヒーのカフェインなどが、薬の効き目を強めたり、逆に成分を溶けにくくすることがあります。
用法・用量を守り、15歳以下の子供には服用させないでください。子供は抵抗力が弱く、内臓機能も十分に発達していないため、大人にはない副作用を起こす恐れがあります。
薬には、カプセル剤、錠剤、散剤、液剤などいくつもの剤形がありますが、いずれの場合も配合成分の作用機序等を考慮し、製造工程においてさまざまな工夫がされています。自己判断で砕いたりすると、期待される効果が得られなかったり、効果が強く現われたりします。
通常は1回6~8時間を目安に1日1~2回貼って頂ければいいと思います。
貼り替える際は少し時間をおき、肌を休めて患部を清潔にしてから貼り替えて下さい。かゆみやかぶれ等の症状があらわれた場合には速やかに剥がして下さい。またインドメタシン配合のものについては1日2回を限度とし、連続して2週間以上使用しないで下さい。
妊娠中の方は、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
成分量によって年齢制限が異なりますので、使用上の注意をよく読み、用法及び用量に関連する注意を守って使用して下さい。
温感タイプの湿布薬にはトウガラシエキスやノニル酸ワニリルアミドなどの温感刺激成分が配合されています。
湿布薬は冷感タイプのものが多く、急性的な打撲や捻挫、筋肉痛に効果があるのに対して、温感タイプの湿布薬は温感刺激によって血行を促し、慢性的な腰痛や肩こりなどに効果があります。
はれの症状がある場合には、はれがひいてから使用して下さい。
かぜのひきはじめで、自然発汗がなく、ゾクゾク寒気がするとき、また頭痛、発熱、肩・首筋のこわばりがある場合などにも適しています。
葛根湯は比較的体力がある人に用い、体を暖めることによって症状を改善してくれます。
用法用量どおり、1日1本お飲みください。1日1本の飲用で効果が期待できます。
「食間」とは食事と食事の間のことで、食後2~3時間のことです。食事と一緒に服用するということではありません。
なお「食前」とは、胃の中に食べ物が入っていないときで食事前の30分以内に服用すること、また「食後」とは胃の中に食べ物が入っているときで食後30分以内に服用することが大切です。「就寝前」は寝るおよそ30分~1時間前のことをさします。
薬には必ず1日の服用回数や「食前」「食後」「食間」「就寝前」など服用するタイミングについての表示があります。薬の効果が最も発揮できるよう、成分や目的によって服用回数、時間や間隔などが決められています。
薬は、高温多湿や熱、光などで変質してしまうことがあります。薬の成分が変質すると、作用に悪影響を及ぼす恐れもあります。直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。また子供の誤飲を防ぐため、子供の手の届かない場所に保管してください。
使用期限(配置期限)の切れた薬は服用しないでください。成分の変質や効き目の低下の恐れがあります。
薬事法の改正によって、処方箋なしに購入できる一般用医薬品(OTC医薬品・配置用医薬品)は、その含有する成分等によって、つぎの3つの区分に分けられました。